算数・数学
原因療法で指導する算数・数学
❶「公式丸覚え」は不向きな人のほうが多い
算数・数学でよく言われることが「公式を覚えよう」だと思います。しかし、多くの人にとって、公式というのは「頭に残りにくい」ものなのです。
ならばどうするか。自分で公式を作ってしまえばよいのです。自分で編み出した解き方には、自分にとっての、強い「意味」が付与されます。これはそうそう忘れません。そのために必要なのが、試行錯誤をする力です。当塾では、この試行錯誤の訓練が、授業のメインとなっています。
❷試行錯誤に取り組むメリット
算数や数学を勉強していると「とりあえず分かっていることを書き出してみよう」と言われることが多いかもしれません。しかし、そもそも何を、何から、どう書き出していけばいいのかが分からない、という場合も多々あるのではないでしょうか。
当塾の指導では、この「書き出す」ということができるようになります。書き出していくことができるようになると、テストで「解き方」が分からない問題にぶつかっても、その場で解き方を編み出すことができるようになります。必然的に、スコアは上がります。
❸「公式」はショートカットキーのようなもの
当塾は、テキストなどに掲載されている「公式」それ自体を否定する立場ではありません。
「公式」とはいわば、パソコンで言うショートカットキーのようなもの。ショートカットキーだけを覚えても仕方ありませんが、妥当な学習を重ねているうちに、いつの間にかショートカットキーも覚えることができたのならば、それは武器になります。暗記を目的化させ、無機質で忘れやすい知識とするのではない。試行錯誤の結果として、公式などの知識が自然と頭に入る。こうした授業が当塾の強みです。
❹放任主義ではありません。
試行錯誤を積み重ね、生徒さんが自力で「解き方」に辿り着く。これが当塾の方針ですが、もちろん、単なる放任主義ではありません。むしろ、生徒さんの時間を無駄にさせないよう、きめ細やかにサポートを行います。
「解き方」自体を教えてほしい、と要望された場合は、それも紹介します。そのうえで、他の範囲にもつながるよう導いていきます。最初から最後まで、全てにおいて、試行錯誤「だけ」を強制するようなことはありません。生徒さんひとりひとりの状況や個性に応じて、必要な情報を随時提供します。